2024年5月求人市場動向


ウマい人事編集長より、中途採用市場における企業側、求職者側の動き、それぞれの観点から最新の求人市況感をお届けいたします!

5月の転職市場はゴールデンウィーク後に活性化

厚生労働省が令和6年3月末に発表した『一般職業紹介状況(令和6年2月分)』によると、令和6年2月の有効求人倍率は1.26倍であり、前月に比べて0.01ポイント低下しました。また新規求人倍率は2.26倍となり、前月に比べて0.01ポイント低下しました。

5月は4月から一転し、新卒社員の受け入れや中途入社を予定している社員のフォローなど、内部対応が落ち着く時期です。ゴールデンウィーク明けを目安に中途採用に本腰を入れ始める企業も増えてくるでしょう。
また同様のタイミングで転職活動を開始する求職者も増えると予想されます。

このように5月は、転職市場が動き出す時期です。
然るべき準備を整え、人材の獲得に努めましょう。

引用:厚生労働省『一般職業紹介状況(令和6年2月分)』

<企業の動き>

新たな採用目標に向けて動き出す企業が増加

株式会社マイナビが公表している『2024年 転職市場・中途採用の最新動向』によると、2023年5月の求人数の推移は、同年4月と比較して6.6ポイント上昇しています。
本データからも5月は多くの企業が新たに策定した採用目標に向けて、中途人材の獲得に動き出している様子が伺えます。

引用:株式会社マイナビ『2024年 転職市場・中途採用の最新動向

特に近年は、新卒採用のオンライン化が進み、相互理解を深める機会が減っている企業も珍しくありません。そのため、ミスマッチを理由に早期退職する新卒社員が増えています。
中にはゴールデンウィーク明けからお盆までに早期退職し、第二新卒として転職活動を始める若手もいるでしょう。
若年層採用に注力する企業は、求職者の動きを見越し、今のうちから求人情報の公開を進め、採用できる体制を整えておきましょう。

また例年6月以降は、夏の繁忙期や下半期決算に向けて人員を補充する企業が増加します。
そのため、5月を皮切りに8月頃まで求人数が上昇を続けると推察されるでしょう。できる限り早めに採用を進めておきたい状況になることを念頭に入れ、採用活動に取り組みましょう。

<求職者の動き>

5月は求職者の動きも活発化する傾向に

5月は新年度入社に合わせた転職が叶わなかった層や、夏のボーナス退職を見越した転職希望者を中心に求職者の動きが活発化し始めます。ゴールデンウィークを活用し、転職情報を収集し始める求職者も多いでしょう。
このように、採用市場はゴールデンウーク明けから活発な動きを見せると予想されます。市場の動きに乗り遅れないよう、応募以降の導線を整えておきましょう。

またゴールデンウィークは、帰省や友人との交流をきっかけに今の働き方を考え直す人材が増える時期です。新たな人材が転職市場に登場するタイミングでもあるため、転職意欲旺盛な人材との出会いも期待できます。

5月以降は求人数が増加傾向にあるため、他社に遅れを取らないよう、早めの動き出しを意識しましょう。

 

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