【行動別】採用面接で聞くべき厳選質問集をご紹介


新型コロナウイルスの影響でオンライン面接が増える今、より面接官の質問力が問われる時代になりました。

そこで今回は、応募者のポテンシャルを見極める効果的な質問を行動別にご紹介します。今回ご紹介する質問を採用面接に取り入れて、自社の採用力を強化していきましょう。

企業が求めている求職者の行動とは?

採用面接で見るべき求職者の行動は、積極性・柔軟性・外向性などを指します。

求職者が今までどんな行動を取り、その行動によってどんな成果をあげてきたのかという求職者の行動指針をヒアリングすることで、企業が求めている人物像にマッチする人材を見つけることができます。

2020年10月に帝国データバンクが実施した「企業が求める人物像調査」によると、「意欲的」である人材を最も重要視していることが公表されています。
この調査から、与えられた仕事だけではなく、自ら考え行動する「意欲的な姿勢」を多くの企業が求めていることがわかります。

参考:TDBカレッジ 企業の求める人材像の変化と“性格スキル”とは~景気のミカタ~

採用面接で求職者に聞くべき厳選質問集を行動別にご紹介!

ここからは、採用面接で求職者に聞くべき厳選質問集を行動別にご紹介します。
企業によって求める人物像は様々であるものの、多くの企業が求める「意欲的な社員」「柔軟性がある社員」「外交的な社員」を見極める具体的な質問を解説します。

意欲的な社員を採用するための質問例

求職者が意欲的かどうかは、業界や企業へのリサーチ、日頃意識している習慣など様々な観点から質問を投げることで見極めることができます。具体的な質問は以下の通りです。

1.「当社についてご存知のことを教えてください。」

2.「業界・企業についてどのようなイメージをお持ちですか?」

3.「弊社があなたを採用するメリットは何だと思いますか?」

4.「弊社があなたに提供できているものは何だと思いますか?」

5.「仕事に限らず、勉強していることはありますか?」

6.「仕事をする上であなたのモチベーションは何ですか?」

柔軟性がある社員を採用するための質問例

柔軟性がある社員かどうか見極めるためには、予期せぬ問題や流動的な締め切りへの対処法などを質問するとよいでしょう。具体的な質問は以下の通りです。

1.「あなたは人に断りを入れたり、
 『ノー』を言ったりすることができますか?」

2.「あなた自身ではコントロールできない状況下に置かれた時、
 どう行動しますか?」

3.「人生で何かを変えられるとしたら、
 何を変えたいと思いますか?」

4.「前職、もしくはこれまでで困難に直面した際、
 どう乗り越えたか教えてください。」

5.「同時に複数の優先事項が発生した時、
 どのように対処しますか?」

6.「顧客や上司から批判された時は、どのように対処しますか?」

7.「納期の変更を経験したことがあれば、
 どのように対処したか教えてください。」

8.「あなたの弱みと、
 それをどのように克服しようとしているか教えてください。」

外交的な社員を採用するための質問例

外交的な社員かどうかは、他人に対して積極的な態度があるかを聞き出すことで見極めることができます。具体的な質問は以下の通りです。

1.「自分自身はどんな人間だと思いますか?」

2.「社外の人とはどのくらい交流していますか?」

3.「今後磨いていきたいスキルはありますか?」

4.「10年後どんな人物でありたいですか?」

採用面接の精度を高めて事業成長を加速させよう

この記事では、応募者のポテンシャルを見極める効果的な質問を行動別にご紹介しました。
企業が求める人物像にマッチする優秀な人材を採用して、事業成長を加速させるためには、第一歩となる採用面接時の質問が重要な役割を果たします。
まずは自社が求める人物像を明確にして、適切な質問を準備していきましょう。

コラムを書いたライター紹介

八巻美穂

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プロフィール:98年生まれ、フリーライター/ディレクター
インターン生としてロサンゼルスのIT系コンサルティング会社で2年勤務後、塾講師として学習塾に新卒入社。メンタルダウンを経験し、フリーランスの道に。現在は、ビジネス系のSEOからキャリア系のインタビューまで幅広く執筆中。

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