【インタビュー】エピソードを伝え、企業と学生、相互の理解を深める


コロナ禍を経て、企業と学生が直接対面する機会は減少しました。「会う」「話す」「渡す」といったチャンスが減る中で、採用活動は新たなフェーズを迎えています。
現場ではオンライン選考やインターン制度を導入する企業も増え、担当者の業務はより煩雑になっているのが現状です。
「学生とコミュニケーションがとれずに困っている」
「インターンといっても、どんなプログラムを組めばよいのか…」
というようなお声もよく聞こえてきます。
こういった課題を解決する採用管理ツールを開発し、採用コンサルティングやブランディングにまで発展させているのが、今回紹介する株式会社アローリンクです。
効率的な採用活動のために開発された同社の商材について、3回にわたってお話を伺いました。

(写真右)
HRイノベーション事業本部next事業グループ
深谷 楓

企業様に当社のツールを導入いただくことで、学生の就活感を変えていきたいと考えています。採用担当者の業務を効率化しつつ、優秀な人材を獲得するには、学生とのコミュニケーションが大切です。
商材を紹介するときは必ず、採用の設計やブランディングもご提案しています。

(写真左)
Di事業本部 事業推進/DX solution課
築地 沙也加

採用担当者の方は、さまざまなお困りごとを抱えています。そのような課題に関しては、弊社の商材を組み合わせることで相乗効果も見込めると思います。
世の中はめまぐるしく変わり、次々と新たな流れが生まれるので、私たち自身も常にアップデートすることを心掛けています。

インターンシップの設計は、採用活動の要

連載の最終回では、会社理解を深め、インターンシップを充実させるためのツール「EPパック」についてご紹介いただきます。

採用活動の中で大切なことは、学生の会社理解を深めることです。まずは興味を持ってもらい、認知してもらう。そして理解を深めてもらう。そのために必要なのは、効果的に自社のメッセージを伝える採用戦略です。

採用戦略のひとつとして、近年注目されているのがインターンシップ制度です。近ごろは、インターンシップを通じて優秀な人材とつながり、早期から学生の志望度を育てる場として活用する企業も増えています。プログラムも、会社説明会や採用セミナーというような一般的な内容では通用しなくなり、各社工夫を凝らした構成で、自社の魅力を発信しています。
これまでは、インターンシップといっても確かな定義はありませんでしたが、今後はインターンシップにも期間や要件などが求められる動きがあり、計画的なコンテンツの構築が必要になります。「どんなプログラムが効果的なのか」と悩んでいる担当者様も多いのが現状です。

採用業務の集中を防ぐ、汎用性のあるプログラム

EPパックは、インターンシップのコンテンツとして活用いただける動画商材です。
実際に働く社員が、業務の中で直面する葛藤や課題を乗り越えて達成感を得るまでを、小説風の動画で描きます。一貫した世界観の中でストーリーが展開するため、学生はその世界観に入り込み、入社後にどんなことが待ち受けているのか、どうやって乗り切っていくのかを、まるで自分ごととして体感することが可能です。

「EPパックを導入することで、学生自身が自分で調べた情報と合わせて、未来の姿を思い描くことができ、志望度がグッとあがった」というお声もいただいています。
動画は、グループディスカッションの題材に使ったり、学生のアウトプットにつなげることができます。オンラインにもリアルにも対応できるため、さまざまなケースで運用できます。
これまでは会社説明会や就活セミナーというと、採用担当者の話術や力量によるところも大きく、特定の担当者に業務が集中してしまうといった現象も起きていました。
EPパックを導入することで会社理解からディスカッション、アウトプットまでが完結するため、特別な準備やノウハウは必要なく、担当者が変わっても対応できる汎用性の高いプログラムが構築できます。

理想と現実のギャップを埋め、学生の離脱を予防

実際に、弊社でも採用活動の中でEPパックを導入しています。動画を見た学生が涙を流していたり、内定者同士で「あの動画のプログラムよかったよね」と話題になることもあります。一貫性のある動画の演出が、学生の心に残り、本質的な会社理解や動機形成につながるのです。

またインターンシップからさらに発展させて、内定者の研修やフォローに活用している事例もあります。選考時に見た動画を再度見ることで、改めて学生の志望度を固めるツールとしても活用できるのです。

以下は、「不人気業界だからこそ、魅力をきちんと伝えたい」という思いで、EPパックを導入いただいたE社様の事例です。

このようにEPパックは、会社と学生、相互の理解を深めるツールなのです。

採用マーケットの「未来のあたりまえ」を提供していきたい

3号にわたって、弊社のツールを紹介してきました。これらに共通しているのが、カスタマイズ性の高さと充実したサポート体制です。企業の特性や時流によって、採用活動も変化します。そういった変化に対応するだけで手一杯の方も多く、膨大な業務に忙殺され、採用設計自体があいまいになっている担当者様もいらっしゃいます。

弊社が提供しているのは、そのようなお悩みに寄り添い、採用活動に伴奏するツールです。

これからも変化する採用マーケットに対応する商材を生み出し、「未来のあたりまえ」になるような新たな価値を届けていきたいと思っています。

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ウマい人事編集部

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人事担当者に役立つ情報を集めることが日々の日課。仕事のモチベーションは疲れた時に食べる人参です。

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