企業(採用)ブランディングのノウハウ~vol.3D-meets編~
マス広告からデジタル広告へのシフトが進んでいる現代。
さらにコロナ禍においては、テレワークの普及により担当者の不在が相次ぐことで、テレアポやダイレクトメールといった従来の営業手法が通用しづらくなっている。
採用面についても工夫が必要だ。従来の転職サイトだけでは、特定の企業や業界についてリサーチしている人材にしか求人が届きにくい仕組みになっている。
以上を鑑みると、高いリーチ力を持った媒体を活用し、上質な新規ユーザーに絞ってアプローチしていくことが解決策と言えそうだ。
年齢や性別、在住地などの推測されたターゲティングではなく「実際その場所に行った人」だけをセグメントできるデジタル広告を、あなたはご存知だろうか?
今回はスマートフォンの位置情報(GPS)を活用し、ジオターゲティングができる『D-meets』を紹介していく。
そもそも『D-meets』とは
『D-meets』とは、スマホの位置情報を活用したDSPである。「DSP」と聞くと難解な印象を受けるが、バナー広告を配信できるツールと解釈してもらえると分かりやすくなるかもしれない。
ターゲティングの方法ないし根拠が位置情報なので、精密なセグメントが可能だ。あなたの自宅や最寄りのスーパーマーケット、公園だって指定できる。
もう少し実践的な話をしてみよう。例えばあなたが企業の採用担当で、理系出身の新卒採用を考えているとする。
この場合『D-meets』を使って、あらゆる大学の理系キャンパスをセグメントしたとしよう。さらに「月に5回以上接触している20から24歳の男女」といったように、年代や接触回数を掛け合わせることも可能。
こうすればあなたのターゲットである、理系学生が抽出できる。
就活世代の学生も配信対象となるが、まだ就活を自分事化できていない学生の多くは、広告をクリックしないだろう。クリックされず表示のみされた場合、広告費はかからない。つまり関心が薄い世代には無料で認知拡大ができるし、もしクリックされた場合はあなたの会社の見込み客となるというわけだ。
興味のある方は、こちらより媒体の詳細をチェックしてみてほしい。
『D-meets』の事例について
続いては、実際の配信事例を紹介していく。
- 企業名:株式会社セリオ様
- 目的:保育士の募集
- クリエイティブ:下記に添付
職種上、ユーザーの母数が多くなかったため、あえて市区町村単位で広告を配信した。
バナーにてしっかりと保育士の募集の打ち出しをしているので、余計なクリックが発生しづらく、無駄な広告費がほとんどかからない。
浅く広くのセグメントだったため効果が出るか不安があったものの、配信は問題がなかった。そもそも『D-meets』の目的は、あくまで新規ユーザーに配信し、認知の拡大や興味喚起を行うことである。
しかし面接に「バナーを見て来ました」という人が出てきてしまった。あまりにも大きすぎる成約が発生してしまったのだ。認知系の広告でも、しっかりと戦略を練ればコンバージョンが発生することも少なくない。
お客様には、満足いただけたというより、予想外のサプライズをお届けできた事例である。言うまでもなく、同社には長い間『D-meets』をご活用いただいている。
あらゆる可能性を秘めた『D-meets』。今なら期間限定で、初契約の企業様向けのパッケージも用意しているそうだ。
お問い合わせはこちらより可能。
コラムを書いたライター紹介
ウマい人事編集部
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