【課題解決能力を問う】採用面接で聞くべき厳選質問集
論理的思考能力や業務遂行能力にも関係する「課題解決能力」。
企業は高い課題解決能力を持っている求職者を採用できれば、プロジェクトマネジメント業務をスムーズに進行できるようになったり、自社が抱えている課題を解決できたりするでしょう。しかし、課題解決能力の有無は一般的な質問を投げるだけでは見抜くことはできません。
そこでこの記事では、企業の人事担当者が採用面接で聞くべき「課題解決能力の有無を判断するための厳選質問集」をご紹介します。
求職者の課題解決能力を重視すべき理由
求職者の課題解決能力を重視するべき理由は、企業の成長に大きく関係するスキルだからです。
仕事は、課題解決の連続です。日々企業が目指すゴールや目標に向かって、適切にPDCAを回し、足元の課題から解決していく必要があります。例えば採用において、「応募が集まらない」という課題があったとき、人材紹介・求人広告・地方求人誌・SNSなど自社に合った採用媒体を選び、実装できることも課題解決です。
小さな課題を解決し、大きな目標に向かって改善できる人を雇用できれば、会社の事業推進が期待できます。
【課題解決能力を問う】採用面接で聞くべき厳選質問集をご紹介!
ここからは、課題解決能力の有無を判断するために採用面接で聞くべき厳選質問集をご紹介します。具体的な質問は以下の通りです。
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あなたがこれまでに直面した困難だった出来事を教えてください。また、その出来事をどのように乗り越えましたか?
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これまでチームで協力し、何かを成し遂げた経験があれば教えてください。その際あなたがチームメンバーをサポートした経験があればその話も交えて教えてください。
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自分の強みと弱みについて教えてください。弱みはどのように克服していますか?
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多様な意見が存在する状況で、自分の意見を主張する方法を教えてください。
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大切なプロジェクトの期限が迫っている際、時間管理と優先順位付けの方法を教えてください。
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ストレスを感じる状況で、日々どのように対処しているか教えてください。
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新しい課題に取り組む際、どのように情報や知識を収集していますか?
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会社内に自ら学ぶ社員と、学ばない社員がいるとします。どうすれば自ら学ぶようになると思いますか?
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当社では、女性の管理職を増やしていきたいと考えています。ただ現状、当社の女性従業員は管理職への昇格を望んでいません。何か良い解決策が思いつけば教えてください。
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縦割りが見られる会社があったとします。会社内の上下関係をよりフラットにするために、あなたが考える施策があれば教えてください。
課題系解決能力の有無を判断するために、採用面接で聞くべき質問では「事前に予想できる質問」と「事前予想できない質問」をバランス良く取り入れ、「準備能力の高さ」と「対応力の高さ」を判断しながら、「問題解決能力の高さ」を見ることが大切です。
また課題解決能力と言っても、求職者から出てくるエピソードやアピールされる強みによって、さまざまな区分に分類されます。
- マイナスの課題を発見し0にすることが得意な人(回復力)
- 1を10に伸ばすことが得意で、推進力がある人(推進力)
- 過去の失敗やその原因を、他者とリサーチしながら探し出す力がある人(判断力)
- 常にさまざまな角度から物事を判断し、失敗の原因を網羅的に考えることができる人(多角的思考力)
上記のように「回復力」「推進力」「判断力」「多角的思考力」など課題解決能力と言っても多岐に亘ります。面接の際にはフレームを用意しておき、求職者のエピソードやアピールポイントを区分しながら、自社に合った求職者を採用しましょう。
出典:「採用がうまくいく会社がやっていること 面接質問シートなど5特典つき」
採用面接で課題解決能力を問うには「採用における事前準備」が重要
今回は、企業の人事担当者が採用面接で聞くべき課題解決能力の有無を判断するための厳選質問集をご紹介しました。
今回ご紹介したように「課題解決能力」と言ってもさまざまな強み・違いがあります。求職者の話を聞きながら自社に合った人物を採用できるよう、フレームやシート作成など事前準備を行っておくと良いでしょう。
コラムを書いたライター紹介
八巻美穂
インターン生としてロサンゼルスのIT系コンサルティング会社で2年勤務後、塾講師として学習塾に新卒入社。メンタルダウンを経験し、フリーランスの道に。現在は、ビジネス系のSEOからキャリア系のインタビューまで幅広く執筆中。
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