【レポ】学祭実行委員を支援するショーケースイベント 「ガクサイホリック」が開催!


関西にある大学の学園祭実行委員会メンバーが招待され「ガクサイホリック」が、大阪・千日前の「味園ユニバース」で開催されました。これは、アーティストや芸人とのマッチング、学園祭プログラム制作のためのノウハウを第一線で活躍するプロフェッショナルから直接アドバイスしてもらえるというもの。さらに、学園祭の実施に向けて毎日を頑張っている学生たちに向けて、就職相談やガイダンスなど、就活支援も同時に開催されるという、実行委員会メンバーにとって実用的な内容のイベントとなりました。

5月24日(火)、大阪・千日前にある「味園ユニバース」で株式会社デイリー・インフォメーション関西とg.a.m.との共同主催で「ガクサイホリック」が開催されました。

「ガクサイホリック」とは、関西にある大学の学園祭実行委員会メンバーとアーティストや芸人をマッチングさせるイベント。これまで知らなかった芸人さんやアーティストの発掘、リアル開催に向けてのイメージづくりなど、学園祭実行委員会に所属するメンバーの情報交換の場にもなるイベントです。しかも、就職相談やガイダンスも同時に開催されるという至れり尽くせりの内容。実行委員会で一生懸命になってるうち就職活動に出遅れてしまい、引退後にどうしたらいいのかわからないという学生さんも多くいます。そんな、毎日を頑張って過ごしている学生さんの将来についても一緒に考えていきたい!学園祭だけではなく、実行委員会メンバーの人生も盛り上げたい!というコンセプトで誕生しました。

会場となった「味園ユニバース」は、「ウラなんば」と呼ばれる千日前界隈のランドマーク「味園ビル」にあり、その昔、キャバレーとして賑わっていたところ。初めて訪れるという来場者も多く、レトロなデザインのホールに入場した皆さんは興味津々の様子でした。

イベントは予定通り15時にスタート。華麗なライティングによるオープニングで、MCを務めるお笑いコンビ「祇園」の2人がステージに登場し、軽やかなテンポでイベントプログラムを紹介します。続いて、大阪を拠点に活躍しているロックバンド「POT」が登場。タイトでポップ、迫力のあるサウンドと「全員でひとつのコトをつくるのは大切なことだ!」という熱いメッセージで、会場が一気に盛り上がります。

ロックステージの後、共同主催者であるg.a.m.の石神さんからイベントの趣旨説明と、株式会社デイリー・インフォメーション関西の寺井さん、高原さんから就活についてのガイダンスがありました。

「ガクサイホリック」に招待されたのは、各大学の学園祭実行委員会メンバーで、4回生が3割、3回生が4割、2回生が2割、1回生が1割くらいの内訳。やはり、これから就活の本番を迎える3回生の参加が多かったようです。そして、「就活のプロ」と呼ばれる寺井さんから、就活支援の具体的な内容が紹介されました。

その内容とは、「ガクサイホリック@就職支援」のLINEアカウントに登録すれば、就職したい業界のエントリーシートの記載方法や模擬面談によるアドバイス、また直接、企業への就職案内をしてくれるというもの。また、LINEを通じて就活オンラインセミナーの案内や、企業側の本音なども配信してくれます。人気のマスコミやエンタメ系の業界にも太いパイプがあるというから心強い限り。

その後は、吉本のお笑いステージとなり、ロングコートダディ、祇園、もも、からし蓮根、トリにはアキナと続けてネタを披露。会場は大きな笑いに包まれました。会場が和んだところで、吉本興業株式会社の北島さんが、学園祭に吉本の芸人さんをオファーするときの注意点などをレクチャー。質問をインスタグラムで受け付け、その場で答えるというライブ感溢れたものでした。会場からどんどん発信される質問に、北島さんが当意即妙に応じます。平日なら人気の芸人さんがブッキングしやすいなど、学祭実行委員にとって実践的なアドバイスの数々が披露されました。

会場入り口には、アメリカ村にあるイベントグッズの制作会社Kilbrideが、Tシャツのプリント機材を設置したブースを出展。その場で好きな色のTシャツに好きな色で、好きな場所に印刷するというプレゼンテーションを展開していました。こちらも学祭グッズ制作の実践的なコンテンツとなったようで、アッという間にプリントされる様子に来場者は驚いていました。

イベント後半は、MCが「祇園」から「からし蓮根」に代わり、各協賛企業からのプレゼント抽選会の後、ラストステージには、脅威のエンターテイメントDJ集団「DJダイノジ」が登場。大谷ノブ彦さんの巧みな選曲と大地洋輔さんによる世界一のエアギター・パフォーマンスにより、会場のボルテージも一気に加速。熱気に包まれたままイベントはエンディングとなりました。

学園祭実行委員会に所属するメンバーにとって、第一線で活躍するエキスパートから、プログラム制作についての実践的なアドバイスをもらう機会は滅多にありません。これから直面する就活についても頼りになる支援を受けられるとあって、「自分自身も含めて先輩や後輩のために、これからもイベントを続けて欲しい!」という声を多くの来場者から聞くことができました。企画力、行動力、リーダーシップのある学祭実行委員会の幹部たち。そんなポテンシャルの高い学生を獲得したい企業様は、デイリー・インフォメーション関西に相談してみては、、。

「ガクサイホリック」参加者の声

N・Wさん/関西学院大学 社会学部2回生

やりがいがありそうだなと思ったので、実行委員会に入会しました。今年の学祭は、10月と11月に3つのキャンパスで開催する予定です。内容は会議をしながら、みんなで決めていってるという状況。就活は来年からスタートしますが、難しそうだなと思ってます。イベント系の企業に興味ありますけど、まだはっきりとは決めてません。

K・Oさん/和歌山大学 経済学部3回生

大学では学祭実行委員会が一番大きなサークルで、友達をたくさんつくりたいと思って実行員会に入りました。今回のイベントは、学祭実行委員会からの通知で知りました。ひとつ歳上の彼氏も実行員会メンバーで、横で見ていて、就活が遅れてるなとは思ってました。それもあって、私は早く始めたいと思っています。今日はお笑いを観られてよかったです。

M・Sさん/大阪工業大学 工学部3回生

1年から実行委員会のメンバーで、学祭のコンテンツについては今、メンバーで話し合っているところです。就職のことはまだ何も考えてなくって、結構不安に思ってます。このイベントに来て、就職支援もしてくれるということを知ったので、ぜひ利用させていただきたいと思っています。これからもこういうイベントはやって欲しいなと思います。

S・Kさん/奈良大学 文学部2回生

学祭は、去年も一昨年も実施しましたが、小さな規模だったので、今年は芸能人も呼んで開催する予定です。まだ2回生なので、就職のことはリアルに感じませんけど、日本史が好きなので、学芸員になれればいいなと思っています。今日は、芸人さんのステージを観られたし、「POT」さんのライブも盛り上がって楽しかった。次回も参加したいと思います。

 

T・Kさん/京都外国語大学 外国語学部4回生

航空会社に内定をいただきましたが、実行委員をやりながら就活するのは大変でした。就活の時期は、後輩がその穴を埋めてくれました。実行委員会OB、OGの方にアドバイスいただいて就活をしてましたが、やっぱり孤独を感じてましたね。3回生の時にこのイベントに参加できればよかったと思いますし、後輩のためにも続けて開催して欲しいと思います。

 

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ウマい人事編集部

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